■上水道概要レポート 1975年(S50)頃 by ganpunmaki
拡大します
頼城取水場位置図(拡大可)
関連ページへ
頼城浄水場
関連ページへ
玉川4区上流の頼城揚水場



西芦取水場位置図
関連ページへ
炭山川橋下の西芦揚水場

参考図面/三井芦別鉱業所土建課
昭和43年版
撮影資料提供 岩粉撒き氏

1)頼城地区一帯は砂礫層約3m程で下層には堅固なる砂岩があり井戸を掘り取水することは殆ど不可能です。

場所により井戸より取水しうる所もあるが都市計画としての水量を得る事は不可能なことで、
拠って幾春別岳に源を発している芦別川の現在汚染されつつある区域を逃げて上流に取水設備工作物が容易に経済的に建設できる番の沢合流点より上流1200m付近に水源地を設けた。(標高126.762)

頼城浄水場は頼城駅前の小山(標高202.970)
に置き、水源地より浄水場までは300Φ鋳鉄管にて継ぎ125kwポンプにて揚水し沈殿地を通りろ過された水が浄水池に入り薬品滅菌され配水地より自然流下で各所に給水されている。

またろ過の一部は工場用水の補給水ととして送炭機及び発電所に給水しているが更に工場専用水として原水を125kw揚水ポンプで350Φ鋳鉄管により直接、送炭機及び発電所に陽水している。



2)西芦別地区水源地も芦別川と炭山川の上流約400m付近に取水設備を設け(標高101.110)
浄水場は入山旧鉄車修理工場横の小山(標高201.380)に置き、水源地より浄水場までを250Φガス管にて継ぎ150kwポンプにて揚水し浄水池にては薬品滅菌され配水地より自然流下で各所に給水されていた。

3)その後一坑の著しい発展に伴い人口増と相まって炭山川が汚染されてきたため、
速急に頼城地区送水管に接続した浄水は頼城浄水池より250Φ鋳鉄管で直接緑泉幸町の給水本管に接続し、
原水は頼城水源地より125kw揚水ポンプで西芦別地区水源地に送水し更に炭山川ポンプ150kwにて中継して西芦別浄水池に揚水し薬品滅菌後に配水地より自然流下で各所に給水されている。
尚配水本管150Φが緑泉幸町で接続されているので故障の場合は相互に給水応援できる。また配管は頼城、西芦地区共に樹枝状配管法とした。

4)中の丘新生町も給水に関しては一、二坑浄水本官より分け道道山の手に20kwポンプ2台を設け、中の丘スキー場標高236m地点に容量70tの配水タンクを設備しこの間100Φガス管を配管揚水し、ポンプは自動運転方式で配水タンクの水位の状態で運転停止になる。

若草町、緑町、美山町の給水は一、二坑浄水本官より分け給水できるが、頼城浄水池、西芦浄水池の水位の状況によりバルブ操作で運営しているがこれも給水本官、ならびに支官の老朽化による操作である。

----中略-----

尚、使用水量について参考まで述べると
全国平均使用量360l/日人
西芦別の使用量516l/日人(S49年度)


1975(S50)年頃の
三鉱建設株式会社芦別営業所リポートより


資料提供 岩粉撒き氏