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芦別物語 掲示板/2007-2017


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■ 新聞コラム紹介 投稿者:tama  引用する 
■ 新聞コラム紹介2017.2.22 北海道新聞より「産炭地の同窓会」長谷山隆博

古い友が嘆く。もう俺の卒業した学校はーつもないと。 空知の産炭地では、かつて児童数2千人を超

すマンモス校が珍しくなかった。あふれんばかりの児童は、そのまま地元の中高へと進学した。
しかし、1990年代までに道内の炭鉱が次々と閉山し人口は急減、小中校の多くも閉校となっ た。
自分の卒業した学校がなくなることは、過去が消されるようで辛い。当時の子どもにとって学校は、

その時代の人生 のすべてだったから。
芦別で青春を過ごした数万人もの若者はどこへ行ったのか。
今や帰る家も親戚もない人たちは故郷の夢を見ることがあるのだろうか。
そんな老婆心をよそに還暦を過ぎた世代の同窓会が盛んだ。
まるでサケが母なる川をさかのぼ るように、原野と化した 炭住街を皆でさまよう。
記憶を呼び覚ますのに同級生に勝る存在はない。 皆の住所を探り出し、案内状を送る幹事の苦労が

目に浮かぶ。
ただ気になる話もある。炭鉱の合理化が 進んだ80年代の卒業生名簿の住所に空欄が目立つのだ。親

の転勤に伴う市外転出者の住所が不明なためだ。将来彼らに同 窓会の案内状は届くのだろうか。
もっと深刻な声もある。それは途中で転校して行った子どもたちだ。どれほどの思い出を胸に秘め

ていても、卒業生名簿に名前は載らない。
転校先で「どこ出身と問われ、つらい思いをした子もいただろう。でも胸を張って「芦別」と宣言し

てほしい。故郷の山河は変わらなくここにあるから。帰る場所はここだから。
(芦別ペンクラブ会長)
はせやま・たかひろ芦別市出身。
芦別市の星の降る里百年記念館館長(学芸員)を務める。芦別市在住。57歳。

*ご本人より掲載許可を得ています。2017.2.25tama


2017/02/26(Sun) 10:24:12 [ No.5746 ]
□ Re: 新聞コラム紹介 投稿者:るい  引用する 
ウパシクマ見つけました!
北大前の古本屋さんに有りました。
はせやまさん情報有難うございます。

2017/03/03(Fri) 02:12:41 [ No.5747 ]
□ Re: 新聞コラム紹介 投稿者:tama  引用する 
アイヌお産ばあちゃんのウパシクマ―伝承の知恵の記録という本のことでしょうか?面白そうですね。
ただ値段がAmazonで6000円超でした。
保留!!すいません。

2017/03/03(Fri) 10:29:43 [ No.5748 ]
□ Re: 新聞コラム紹介 投稿者:るい  引用する 
そうですw たまさん古本屋さんで3000円でした。
3500円でもう一冊ありましたよw

2017/03/04(Sat) 02:52:04 [ No.5749 ]
□ Re: 新聞コラム紹介 投稿者:tama  引用する 
むむむ...もっとアイヌの本のこと調べてみます。

2017/03/04(Sat) 09:19:43 [ No.5750 ]

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